品質の秘密は治具にあり
決して真似の出来ない、ノウハウ。永年に渡る金属加工の実績が、当社の治具には息づいています。
総合技術力を追求してきたアドバンスにあって、あえて得意な分野はと問われれば、やはり一番に挙げられるのは「治具製作」の技術でしょう。大きさ、硬度、加工手順、耐久性。治具の出来不出来は、製品の完成度を大きく左右する、金属加工の基幹技術と言えるもの。また一つひとつの製品によって、全く異なったテーマの実現が求められる治具製作は、それぞれの企業が持つ「ノウハウ」を最も問われる分野であるとも言えます。私たちの持つ、歴史と実績。それを体現するものが、当社の治具なのです。

 治具設計の概要

加工基準面の決定 ■加工基準面の決定
製品の形状・強度を念頭に置き、保持ポイントや加工基準面の設定を行います。やはりここでも、豊富な経験と知識がモノをいいます。
治具の完成度の確認 ■治具の完成度の確認
創り出された治具そのものの計測・測定が行われます。1/1000ミリ単位の狂いでも、製品には大きな歪みが生じてしまいます。
実機上での確認 ■実機上での確認
NC工作機に実際に設置し、その運用状況の確認が行われます。それまでの推論・設定が正しいかどうか、厳しくチェックされます。



不可能を可能にした「変わり種」治具たち

治具 ■持てない面を持て!
あるアルミダイカスト製品の加工で、大きな問題が発生しました。治具で支えるべき基準面に湯口があり、通常の方式では製品を痛めてしまうことが判明したのです。技術陣が頭をひねった結果、「面」ではなく「点」で保持を行う、独特のスタイルに行き着きました。コレット方式でこれを実現し、通常よりも少ない工程での加工に成功。お客様にも、驚いていただけました。

治具 ■豪華立爪オリジナル治具!
コスト削減のため、それまでの2工程をなんとか1工程に減らしたい製品がありました。しかしそのためには、チャック方式による保持ポイントを「3/100ミリ精度の真円度が求められる部分」に設定せざるを得ませんでした。製品へのダメージを最小限に食い止めるため、ここで私たちは3本の生爪による保持を選択。ごくわずかなビビり・がたつきに細かく対応し、遊び値を限り無くゼロに近付けることが出来、当初の目的は達成されました。